みなさんは痩身エステと聞いて何を思い浮かべますか?
ハンドマッサージや脂肪に効果のある特別なマシンがあり、楽に痩せられそうだけど痩身エステは痛いという噂もあります。
行ったことがない人だったら、どんなことをするのかわからず、不安でなかなか申し込めずにいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、なぜ痩身エステは痛いと言われるのか、また施術の際に痩身エステの痛みを感じる方へ対処法をご紹介します。
Contents
痩身エステの施術は痛いの?

インターネット上の口コミを見ると、痩身エステでマッサージを受けたら、「痛かった」という口コミだったり、あざ(内出血)ができてしまったという人もいます。
実際のところ痩身エステって痛いのでしょうか?
結論からいうと、人によって感じる痛みの程度はそれぞれですが、施術内容によっては痛みを感じることもあります。
個人差があるため言い切ることはできませんが、痛みを伴うこともあるのですが、ではなぜ痩身エステは痛いのでしょう?その理由をご紹介したいと思います。
セルライト潰しをするから
ハンドマッサージ(セルライト潰し)とは、プロのエステティシャンによるテクニカルハンドマッサージです。
こちらは、硬くなってしまった脂肪や筋肉をほぐしてリンパの流れを良くします。
体にたまった老廃物や水分の排出を促進するので、むくみの解消にもなります。
痩身エステが痛いと感じる人の多くは、ハンドマッサージで固まったセルライトやリンパに刺激を与えたときに痛みを感じやすいようです。
脂肪が硬くなっていると痛みを感じやすく、内出血のような痕ができることもあります。
そして、溜まっていた老廃物が排出されることで一時的に痛みが出たり眠気を感じたりすることがあるようです。
EMS(電気刺激による筋肉運動)

EMSは(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)の略で、筋肉や運動神経に電気刺激を与えることで筋肉を収縮させます。
周波数の強さの調節もある程度はできますが、電気刺激ですので、どうしてもピリピリとした痛みが苦手な方はエステティシャンに相談しましょう。
揉み返し
痩身の施術後に痛みが出る原因として、主に挙げられるのは「揉み返し」です。
揉み返しとは、一般的に筋膜や筋線維に傷がつき炎症が起きてしまった状態のことを指し、まるで運動後の筋肉痛に似たような痛みを発症するところに特徴を持ちます。
これは施術後になるのですが、施術を行なった部位を動かしたり、押したりすると鋭い痛みが走る傾向があります。
カラダへの刺激が強すぎた

痩身エステでは、マッサージや痩身マシンで施術を行なっていきます。
ただ、その時にカラダに与える刺激が強すぎると、筋膜や筋線維を傷つけてしまう可能性が高くなります。
施術者の上でも大切ですが、施術を受けるのが初めてだったり、慣れていない場合だと、刺激が強い場合もあります。
痩身エステの痛みを緩和する方法

痩せたいし、痩身エステは受けてみたいけれど、やっぱり痛いのはイヤ…という痛みが苦手な方に、痩身エステの痛みを軽減する方法をご紹介します。
まずは施術者に伝える
我慢できないほどの痛みを伴うと、エステサロンに通うことすらおっくうになってしまいますよね。
このため、施術者の方に痛みが強い場合は、我慢せずに伝えてみましょう。
このようなケース以外にも、施術中にエステティシャンのマッサージが痛い時にはその都度いうようにすることで、揉み返しを未然に防ぐことができます。
機械メインの施術を受けられるサロンを選ぶ

痩身エステでも、実はハンドマッサージをメインとしている痩身エステサロンはどうしても痛みを感じやすくなってしまいます。
ハンドマッサージはおこなう人の技量が出やすい施術ですし、経験が浅いエステティシャンがハンドマッサージをおこなうと、痛みを強く感じてしまうことがあります。
そのため基本的にはキャビテーションやラジオ波などといった痩身専用の機械をメインに施術をおこなっている痩身エステサロンを選ぶようにしましょう。
痛みを感じやすいタイミングを避けよう

一般的に体調が優れないときは人は痛みを感じやすくなっています。
たとえば生理前、風邪気味のときなどは体が痛みに敏感になってしまっているため、同じ刺激を受けたとしても普段よりも強く感じてしまいます。
なるべく体調が万全なタイミングで痩身エステサロンに行くことをおすすめします。
痩身エステを選ぶときはまずは体験からにしよう
インターネットで痩身エステの評判をどんなに検索しても、それだけで施術のクオリティは判断するのは難しいです。
痛みがどのぐらいか確かめるためにも、痩身エステを選ぶときは体験メニューを用意しているエステサロンを選びましょう。
特に初回の料金をリーズナブルに抑えている痩身エステサロンがおすすめです。
体験コースでも施術前にはカウンセリングをおこなうので痛みに関する不安などもこのときにエステティシャンに相談しましょう。
力まないようにする
痩身エステのマッサージですが、力むと痛みを増幅させますし、アザになることもあります。
あまり身体の力を入れないようにして、力を抜いてリラックスして施術を受けるようにしてください。
施術後に冷やしてみる
マッサージが強すぎて筋肉痛のような痛みがカラダに走ることがあるのですが、これは、筋膜や筋線維が傷ついている可能性があります。
主な対処法は、痛みを感じる部位にシップを貼ったり、アイシングをすることが有効です。
ただ、あまり長い時間冷やし続けると逆効果となりますので注意しましょう。目安は10分~15分です。
まとめ

興味はあるけどインターネット上の口コミなどで痩身エステは痛いと聞いて不安な方のために、今回は痩身エステではなぜ痛いと言われるのか詳しく解説してきました。
人によって痩身エステで感じる痛みの程度は違いますが、施術内容によっても痛みを感じる度合いが変わってくるので注意が必要です。
エステティシャンによるハンドマッサージは比較的痛みを感じることが多いのですが、痛みが少ない痩身マシンもありますので、なるべく機械の施術を行っている痩身エステサロンを選ぶようにしましょう。
また、施術の痛みが気になる方は体験からスタートしてみて、痛い場合には声をかけるようにしてみてください。
痛みの理由をしっかりと理解することで安心して施術を受けることができます。